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ブランド誕生30周年モデル

January 23 2013

皆様こんにちは、新年二回目の更新となります。
先日は東京でも初雪が大雪となり、未だに道路沿いには雪が残っている状況です。東京都心部は交通機関がマヒしまして、改めて脆弱さを露呈した形となりました。また大雪当日の14日は、成人の日であり多くの若者が大人の仲間入りをいたしました。成人の日を迎えた方にもシェットランドフォックスの革靴をファーストシューズとしてお選びいただいております。改めまして御礼申し上げます。

ショップブログのページにも記載しております通り、現在、シェットランドフォックスブランド誕生30周年モデルを、限定にて製作中であります。まだまだ、微調整する部分が多く今後さらに仕様変更等はございますが、皆様にはほんの少しだけ情報を公開いたします。

30周年記念といってもシェットランドフォックスの靴づくりの基本が大きく変わるわけではなく、使用ている革やディティールに少しだけ変化をもたせたものが多くなります。

まずは基本となる木型ですが、"グラスゴー""エジンバラ"の二つのグループです。
エジンバラは2009年にブランドリニューアルのタイミングで初めから存在した木型で、当時はロングノーズの木型が全盛だったこともあり、比較的地味な印象の商品群でした。しかしながら、靴雑誌の編集者やライターの方からの評価は絶大で、今に至っても隠れたファンが多いモデルとなっています。残念ながら、現在、この木型での展開している商品は無く、ほとんど購入が出来ない幻の商品となりました。復活を望むお客様からの声が多かったため、日比谷店限定としてリリースいたします。(画像 上・下)

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一方、グラスゴーはエジンバラの改良版として誕生し、現代のクラシック・トラディショナルの解釈に合わせアップデートした木型です。現在、主力品として多くの皆様にご好評をいただいているグループになります。スーツシルエットによりマッチするようエレガントでヒールホールドも良いものになります。(画像 下)

今回アッパー材料は、アノネイ社のウイローグレインを使用することにいたしました。同じ革を使った英国製のプレミアムブランドでも実績のある、独特の紋様が特徴的な革となります。

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下の画像は、エジンバラのパンチドキャップ部分です。微細な変更ではありますが靴の印象としてはずいぶん変わります。より英国的な雰囲気が出ております。

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「トピック」として、コンビネーションのコレクションの開発も予定しています。これはまだ、ほんの一部のカットでご勘弁いただきたく思います。


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また皆様に実物を御覧いただける日についても最終仕様を煮詰めており3月下旬以降になると思われます。詳細は追ってレポートさせていただきます。あくまで途中経過という視点で御覧いただけましたら幸いです。

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パターンオーダーのご案内
※北海道初となるパターンオーダー会 開催決定

すでに多くの方々にご好評を得ておりますシェットランドフォックスのパターンオーダーですが、札幌にて初開催をさせていただきます。オーダーいただきました商品は、5月末~皆様にお届けできますので、雪が解けはじめ本格的に初夏へと向かう季節にスペシャルな一足を是非お誂えください。

開催期間  :2013年2月8日(金)~2月24日(日)まで

REGAL 札幌店
札幌市中央区南1条西2丁目1番1らんたんびる
電話番号  :011-241-5160
営業時間  :11:00~20:00    ※期間中2/12(火)・19日(火)は定休日です。


Iwate Shoe Manufacturing

January 04 2013

あけましておめでとうございます。
本年も「シェットランドフォックス」ブランドのご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。昨年末は、ぎりぎりまで2013年"FALL&WINTER"の商品企画開発に忙しく、レポートが遅れてしまいましたが、2013年最初のレポートをお送り致します。


今回は、サンプル製作に関して。
おそらく多くのお客様が、雑誌等の記載を除けば、サンプルが実際どのように作られているかご覧いただく機会はないかと思います。

ご紹介しますサンプル製作のステージは、岩手県にあります当社自社工場のひとつ"岩手製靴"です。

"岩手製靴"は、当社商品の中でも、主にグッドイヤーウエルト製法の靴を中心とした当社主力工場のひとつです。我々が訪れた年末、彼の地では大寒波が来ており、それはとても寒い一日でしたが、平年でもこの時期はマイナス5℃、夜はそれ以下になるような・・・大変厳しい環境に位置しています。


一方、ここで働くスタッフの皆さんには「靴に対する熱い想い」があふれています!寒さに負けない、そんな「熱い想い」は、商品企画をする我々にとって、大変心強いものなのは言うまでもありません。


さて、当社の多くの靴は、ビスポークと呼ばれる手づくりの靴と違い、いわゆる"機械製靴"です。しかし、シェットランドフォックスは、その中にあって生産に非常に繊細な技術が要求される靴です。その背景には、木型をはじめ多くのパーツが独特な形状で、生産には、微妙な機械の調整など『トライ&エラー』の繰り返しを避けられないという理由(ワケ)があります。

それ故に、サンプル製作の際は、その後の量産工程で、出来るだけスムーズに作り込む事が出来るように、実際のラインを使用して作製します。必然的に、同じラインで作られている定番商品など多くの靴の生産を何度も止めながらの作業となり、工場にとっては、非常に大変です。実際の流れは、ベルトコンベアのような流れ作業ではなく、画像にあります様な台に靴を乗せ、ひと工程ひと工程、順々に作業を進めます。そうして、本社技術スタッフやデザイナーが作製前に立てた懸念事項や課題などの仮定を、工場スタッフと共にこの台を囲み、作り込み、検証しながら進めます。



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来秋はこのような新製品が発売になるのか??それは残念ながら、まだ未定ですが、このようなサンプルの中から採用・不採用を決定していきます。


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こちらは人気のラインアップ シリーズ名インバネスのNo.3029が生産中。このような伝票が台に付けられてます。

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ソール面から見たNo.3029です。ソールステインを乾燥中です。


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簡単なご紹介にとどまりましたが、如何でしたでしょうか?まだまだ、こだわりたい部分が沢山あって、工場とも詰めなければいけない部分ばかりですが、魅力的なシューズの開発を進めておりますので、リリースを楽しみにして頂ければと思います。


今回のサンプル作製に際し、デザイナーはシェットランドフォックスのブーツであるシリーズ名'スコーフェル'を履いて出掛けました。本来、タウンユースのトレッキングシューズですが、防寒性と思った以上の滑りにくさがあり、凍った路面は無理ですが、普通の雪道では気を付けて歩けば意外にも良好な履き心地であったと報告がありました。

と言っても、リーガルブランドで雪道対応の滑りにくいソールのシューズがありますので、本来の目的にはそちらをご推奨いたします。


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